- 題名
- 朝の手紙 - 45 -
- 登録日
- 2017/02/27
- 内容
最近、私たちの新しいスローガンとなった「ONE SPIRIT」について以下のような質問がありました。
「ONE SPIRIT」の正確な意味と、これに決めた理由は何ですか?
「ONE SPIRIT」とは、一言で言えば、 「ONE COMPANY」を意味します。二つの会社が一つの会社になることです。
一つの会社なら、当然目指す目標が同じ方向であるべきであり、私たちはそれを「ビジョン」と呼んでいます。
私たちのビジョンは何ですか?
ご存知のように 、「BETTER WORLD THROUGH PCB」です。つまり、「PCBでより良い世界を」作ることがシムテックのビジョンであり、 今では(私たちと)一つの会社になったイースタンのビジョンでもあります。
シムテックとイースタンが統合し、既に一つの会社となりました。 しかし、まだ完全には一つになっていません。
「完全な一つ」になる為に、私たちは具体的で実効性のある努力を着実に行う必要があります。
私が思っていることは以下の通りです。
第一に、私たちは、お互いに異なるところがあることを認め、それを尊重することです。韓国と日本は言語が異なり、生きてきた環境や文化が異なります。だから一緒に働く時に、より近づきたい、心を開きたいと思いながらも、それが簡単ではないことを私たちは経験しています。
社内での働き方も、業務に接する態度もずいぶん異なっています。
ここで大事なことは、自分のやり方だけが正しいと主張する閉鎖的心と態度より、相手に対する開いた心と態度です 。つまり、相手が私と異なること(Different)と、間違っていること(Wrong)をよく区別する必要があります。この二つの違いは以前にもお話しましたので、説明は省略します。
もし、相手の異なる点が私の方式より良く、より効率的であれば、それを認めて受け入れることが、私たちをアップグレードさせ、上方平準化させる道となります。(頭では)よく知っていることですが、行動に移すのは非常に難しいことです。しかし、これは、しても良い、しなくても良いという選択の問題ではなく、一つの会社になる為の「必ず、乗り越えるべき壁」です。
シムテックとイースタンがお互いの相違点を認め、両社の長所を一社の長所として集中した時こそ、私たちのスローガンである「ONE SPIRIT」が完成できると思います。
第二に、シムテックとイースタンは、お互いに類似点が多いことを理解する必要があります。シムテックとイースタンは、メモリ分野において特化した技術力と製造競争力を持っています。それは、両社が最近10年以上をメモリ用サブストレート市場で1、2位を競い、善意の競争をしてきたことで立証されています。又、両社は内需に集中せず、 海外市場へ積極的に進出する営業戦略を堅持してきました。これは、両社の売上げの大半が海外から発生していることを見れば簡単に分かります。このように、両社は違うように見えても、かなり似ている部分があります。
今の市場の状況を簡単に説明しますと、メモリ市場で今までに経験しなかったスーパーサイクルが来ると思われます。
特に、NAND型市場での爆発的な需要の増加が予想されます。私たちPCB(業者)には、この影響が今年下半期から始まり、相当の期間にかけて大きな需要増加が続く見通しです。
何度もお話しましたが、私が一貫して考えていることは、私たちで出来ることは最大限に集中して成し遂げ、私たちが出来ない部分は神さまに祈ることです。
スーパーサイクルの景気を私たちが作ることはできません。
しかし、このような状況と時期に一緒になった二つの会社がどれだけシナジー効果を出して、世界屈指の企業として立ち上がるのかは、私たちがいかに早く一つになり、全力疾走ができるかにかかっています。
前回、研修院でのリーダーシップ講義の際にお聴きした、牧師のお話を思い出し、真に今の私たちに必要な話であると思い、皆さんと共有します。
「早く行きたければ一人で行き、遠くまで行きたければ一緒に行く。しかし、目的地まで一緒に着くためには、同じビジョンを持っている人と同行せよ。」
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