- 題名
- 朝の手紙 - 37 -
- 登録日
- 2012/06/29
- 内容
シムテック家族の皆さん、
今回の手紙では、変化が多く、予測し難いことが絶えず繰り返される会社内外の状況で、私たちの会社の諸決定は(Decision Making)、果たしてどのように下されているかについて、共に考えてみたいと思います。6月のMBR (月次ビジネスレビュー:Monthly Business Review)に参加した方々と一緒に確認した通り、私たちの諸決定は既に多くの部分が各取締役に権限移譲(Empowering)されており、また、これからもさらに下の方へ引き続き委任されることになります。
その決定と選択の背景には、私たちが挑み、難しい山を乗り越えたSMS(シムテック・マネジメント・システムSIMMTECH Management System)があります。すべてのデータが数字、グラフ、名詞化されており、リアルタイムで私たち皆が共有し、正しい判断を下す為の重要な基礎となっています 。
このデジタル的な方法に加え、私たちは、多数決(Majority)とくじ引き(Drawing)のようなアナログ的な選択もします。 多数決は、文字通り多数が望むものを選択/決定するものであり、年中行事(お正月、お盆のような)の贈り物や食堂の献立などを決めるときに使われ、くじ引きは誰もが公平で平等な順序を定める時に使われます。この例は、私たちが集まってグループを決める時や、MBRで個人事例の発表の際に、順番を決める時に使われます。
ところで、各自が単独で苦渋の決断(Sole Decision)を強いられる時があります。
私の場合、このような単独決定をする時の基準は大きく分けて二つで、その一つ目は、
知ることよりは区別に重点を置くこと、二つ目は、問題(Problem)や葛藤(Conflict)より人との関係(Relationship)に焦点を合わせることです。第一、 正しい決定を下すためには、時には知っていることだけでは足りない場合があります。知恵(Wisdom)は区別することであり、知識(Knowledge)は知ることであります。
度々誤った決定を下すことは、分からないからではなく、仕事の緩急、軽重、優先順位などを区別できないからです。例えば、仕事の緊急性と重要性を挙げてみましょう。もちろん、多くのこと全部が急ぎのことであり、重要なことですが、その両方の中でも、いずれかを選択しなければならない場合、私たちにとって正しい決定は何でしょうか?
その状況に合ったものを区別する目。それは知恵であると思います。第二は、問題が相互の関係の葛藤につながり、関係に亀裂が生じ、それが業務に影響を及ぼす時です。それを解決する選択の焦点を、問題や葛藤ではなく関係に合わせることです 。つまり、問題を解決しようとせず、まず相手と和解することです。
「解決は問題に焦点を合わせるが、和解は関係に焦点を合わせる。私たちは、和解に焦点を合わせる時に、問題はその重要性を失い、無意味になる。」
--------リック・ウォレン、「人生を導く5つの目的」から-------つまり、問題に焦点を合わせないで、「この人が私にとっていかに大切な人なのか、この人との関係が私たちの会社にとっていかに重要であるか。」に焦点を合わせるなら、その時、私たちは正しい選択と決定を下すことができます。
今日の手紙を締めくくる前に、皆さんに私の個人的なもう一つの選択/決定の秘密を申し上げます。それは私の信仰とつながっているものです。
私は祈ります。
私が早く結論を出したい気持ちをできる限り留まらせ、全知全能なその方にその決定権を委ねます。
その方は一度も私のこのような努力を蔑まれられたことがありません。聖書に出てくる次のお言葉を紹介しながら、この手紙を締めくくります。
「万軍の主は仰せられる、これは権勢によらず、能力によらず、わたしの霊によるのである。」
-----ゼカリヤ書(口語訳) 4:6 ———
- 前のページ
- 朝の手紙 - 36 -
- 次のページ
- 朝の手紙 - 38 -