- 題名
- 朝の手紙 - 35 -
- 登録日
- 2012/04/21
- 内容
シムテック家族の皆さん、
今日は、4月13〜16日に西安であった「Global Integration Days In Xian」で話した「情熱と方向性」について、もう一度、私の考えを皆さんと共有したいと思います。
日本の京セラを創業した稲盛和夫前会長の「人事哲学」を少しだけ紹介します。新入社員を採用する場に、次の3つの種類の志願者がいると仮定しましょう。
A.誠実で勤勉な人
B.実力のある人
C.情熱がある人もちろん、この三つを全部そろって持っている人なら、言うまでもありません。
しかし、実際にそんな人物が存在するのは、非常に稀なことですので、それなら、三人の中で誰を選んだ方が会社に必要とする人材になるでしょうか?はい、そうです。皆さんがよくご存知の通り、三番目の「情熱のある人」が誠実な人、実力の ある人よりも会社のために必要な人材です。私も この原則に100% 共感しており、実際に、この通りにやってきました。
私たちシムテック固有の人事政策は、このように選抜された人材に私たちの核心価値を植え付けることです。
つまり、情熱のある人材を選び抜き、シムテックの先輩たちがその胸の中に「正直Integrity」という種を植え、育てるべきであります。私たちは皆、本能的に自己中心であるため、会社と他人に対して利他心を育てることは、人格的なリーダーになるための必要不可欠な要件と言えます。これがわが会社の人事管理の原則です。
しかし、情熱だけで会社の経営は成り立ちますか?
そうではありません。その情熱には、正しい方向性を加える必要があります。
人生をマラソンに例えましたら、情熱を尽くして走ることは重要ですが、最終目的地までこの方向を失わずに走り続き、決勝点まで到達する「完走」がさらに重要です。
それで、マラソン区間は出発線から決勝点まで、一本の線で道路に表示をしています。私たちの会社を自動車に例えましょう。
私たちの情熱は、いわば、車のエンジンとなります。
そして、私たちの方向性は、ハンドルで決めます。
いくら良いエンジンを搭載した車であっても、そのハンドルが方向を誤れば、熱心に動くエンジンの意図とは関係なく、その車はとんでもない災難に向かって突進することになります。
したがって、正しい方向性は熱い胸を持った情熱と同じくらい、重要なことです。わが会社の方向は私が決めます。
しかし、私の独断で行うものではなく、役員とのオープンディスカッションと、この手紙を読んでいる皆さんと一緒に行うMBRを介してすべての決め事をテーブルへ上げ協議(put everything on the table)する過程を経て、絶え間ないコミュニケーションを取ることにより、磨き、整えられ、狙いが定められることで、私たちの方向性を作っていきます。それでは、私たちの方向は、最終的にどこに向かっていますか?
まさに私たちのビジョンです。“PCBでより良い世界を”
その最終目的地に行くために絶えず成長、また成熟しなければなりません。
これは、まるで階段を上っていく過程と同じです。
一歩一歩、完全に踏んでからこそ、次の階段に上がって行くことができます。「西安におけるグローバル統合の日々:Global Integration Days In Xian」は、私たちがただ今登り上がってきた新しい階段です。
ワンステップ・アップグレード・シムテック(One step upgrade SIMMTECH)!
これから次の階段に向かい、前進できる私たちの凝縮された力を、私たちは西安で、感覚的に全身で感じました。
この力を作り出した皆さんを、私を誇りに思います。
皆さんを愛し、尊敬します!
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