- 題名
- 朝の手紙 - 31 -
- 登録日
- 2011/07/04
- 内容
「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」 -----ローマ人への手紙(口語訳) 12; 2 -----
Do not conform any longer to the pattern of the world、but be transformed by the renewing of your mind。 Then you will be able to test and approve what God's will is-his good、pleasing and perfect will。 ----- Romans 12:2 -----
シムテック家族の皆さん、
前回のMBR (Monthly Business Review月次ビジネスレビュー)で話し合った私たちが日常で経験したこと、これから経験することに対する私たちの反応について、私の考えを改めてお話しようと思います。
まず、下の図に注目してください。
図Aは、ご覧の通り、リスのように回し車を回す姿で、図Bは、らせん型に沿って上がり、発展し、改善していく姿です。
この違いは、どこから出るのでしょうか。
それは、私たちの反応がどこに焦点を置いているかによって変わっていくのです。
まず、私たちの製造現場で起きていることについて考えてみましょう。
度重なる品質不良の問題があったことは事実です。その不良の問題が起きるたびに、私たちの反応は「これは顧客の無理難題だ。」、「私たちの運が悪くて、一番難易度の高い製品ばかりを作っている。」 のように、問題の原因を私たちから探さず、顧客のせいにしてしまえば、私たちは不良が発生する根本的な原因を見つけて解決し、改善することができません。毎回、図Aのようにいつまでたっても、ラチが明かないまま、私たちの現実の中から抜け出すことができなくなるでしょう。
もし、私たちが問題の原因究明を自分自身から始め、不良の原因を探し、解決して、改善していけば、その時点で発生した不良は苦痛ではなく、私たちを鍛えてくれるありがたい道具であり、それにより、私たちは、図Bのようにらせん型に発展することになると思います。
部門間の葛藤も同様です。葛藤の原因を他部署のせいにせず、私たちの部門の中で見出すことができれば、互いに異見があり、利害が衝突する際に葛藤や対立よりは和解と協業による改善で、図Bのように、らせん軌道に沿って上昇できると思います。私は前回の会議で、このことを皆さん自身にも適用をすれば、きっと役に立つとお話しました。まず、皆さんと最も近い夫婦関係、親子関係、家族関係や、友人関係にこれを実践して問題の 原因を自分から探せば、私たちの考えは自分を優先して考える利己主義的な観点から、相手を配慮する謙虚な利他主義に一層成熟されていくと思います。
問題の原因を私から探す人格の成熟さは、自然に配慮の焦点を相手に向かわせることとなります。 この焦点を変えるためには、私たちの考えを変えることです。そして、これは何度もお話をしましたことですが、私を含む皆にとって非常に難しいことです。
「白頭山に降った雨 小さな流れを作り、小川を作って、最終的に鴨緑江と豆満江に流れていく」という比喩を覚えていますか?一度水流の道が作られると、常にそこだけに水が流れるように、私たちの考えの回路も一度作られると、その回路の通りに私たちは反応すると思います。私を含む私たちのほとんどは自己中心的に考えるようになっていますので、焦点を相手に、また他の部門に、そして顧客に変えることは本当に容易ではありません。
それで、私たちは多くのことで、回し車を回すことから抜け出せずにいます。図Aは、誰でもできることですが、ここから脱出し、図Bのように発展することは誰でもできることではありません。今回のMBRから、 くじ引きで各自が会社的にまたは、個人的にあった図A、B、の経験談を話し合うことにしました。
それでは皆さん、今から私と一緒にこの考えの回路を変える、つまり、焦点を私から相手に、他の部門に、顧客に向け、皆で螺旋階段へと脱出する旅に出ましょう。
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