- 題名
- 朝の手紙 - 15 -
- 登録日
- 2004/08/30
- 内容
今日は、企業の成長がどのような意味であるかについて考えてみましょう。
私たちは多くの場合、景気が良い時に売上高と利益が増えれば、私たちの会社が成長していると、軽く考える傾向があります。
本当の意味の成長とは、不景気(downturn market)で同種他社が苦戦している時にも着実に成長を重ねるか、好景気(upturn market)で同種他社の成長率をはるかに凌駕することであると考えられます。言い換えると、景気の変動に大きく左右されず、利益を出し続けることが成長であると思います。
この真の成長を成し遂げる原動力の中で、一番重要なことを選ぶとしたら、私は迷わず「チームワーク」を選びます。良い会社であればあるほど、メンバーのチームワークが強いことを、私たちの周りでよく見かけます。
そのような組織で、フォロワー(follower、チームのメンバー)は、リーダーの実力を認め、リーダーの人間的な弱点さえも覆い隠し、リーダーの孤独な決定に力を添えてあげるチームメンバーになります。
これが、チームのシナジー効果を極大化させます。また、そのようなフォロワー(follower、チームのメンバー)で構成された組織のリーダーは、メンバーの業務能力を評価するうえで、彼らの人格は判断せず、まるでイエス様が弟子達の足を洗ってくださったように、謙虚なリーダーシップで強い組織を導いていけるのに違いありません。
彼らは、互いにコミュニケーションができ、その上に信頼を積み重ねていくなら、まるで太陽の光そのままでは紙を燃やせないが、凸レンズを通して収束された光が紙を燃やすように、一点に集められたそれぞれのエネルギーが大きな力を発揮し、いかなる難関も乗り切ることができます。そのようなリーダーとフォロワー(follower、チームのメンバー)が集まった会社こそ、真の成長を成し遂げることは、当然のことです。チームワークの核心は信頼であり、信頼は以前にもお話しましたように、まるで木のように互いに成育していくことです。 したがって、強い組織であればあるほど、リーダーシップはもちろんのこと、フォローシップ(followership)の重要性がさらに強調されるのです。
6,7月に入って、IT業界の景気は、一部の停滞があったことは事実です。様々な分析がありますが、サプライチェーン(supply chain)での在庫が適正以上であるとの説が説得力を増してきています。 また、今回の景気の調整は短期間にとどまるとの説も有力です。
大事なことは、どのような景気の変化でも、まるで凸レンズを通過した光が紙を燃やすように、私たちのチームワークは各自の力量を最大限に一つの点に集め、爆発的なエネルギーを作り出すことで私たちのシムテックを成長しつづけると確信します。
立派なフォロワーから立派なリーダーが出ます。互いに仕えるチームワークを一段階アップグレードさせる努力に、私たちの最優先順位を置いて、より強いシムテックを一緒に作りませんか?
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