- 題名
- 朝の手紙 - 48 -
- 登録日
- 2019/09/18
- 内容
シムテック家族の皆さん。
中秋(旧暦のお盆)の休日は,ゆっくり過ごせましたでしょうか?今日の手紙は、私たちのビジョン、経営戦略、核心価値を新たに立てる節目になると思います。
私たちは、長い間、インテグリティ(INTEGRITY)という核心価値の基に、本当に良い会社(Better Company)を作り、PCBでより良い世界を作るというビジョンを胸に抱き、心を一つにして働いてきました。
選択と集中においてメモリモジュールとSubstrateに焦点を合わせて、30年あまり、業界で注目されながら安定した成長を遂げてきました。
しかし、もはや今日の市場は、既存のPCBとSubstrateを超える、半導体に近接する技術と品質を要求するようになりました。
したがって、このように急変する製品や技術の変化に合った新しいビジョンと経営戦略が私たちに必要になりました。
18世紀末の蒸気機関の開発とともに始まった第1次産業革命は、石油と電気/電力を使い、大量生産を可能にした第2次産業革命とアナログからデジタルにつながる第3次産業革命、それから情報通信技術(ICT)の融合で作られた第4次産業革命へと繋がってきました。
この第4次産業革命の巨大な波は、私たちのPCB産業にも多くの変化をもたらすでしょう。
おそらく、私たちの業界は、
現在の技術と市場に居座る会社と、
小さな変化と挑戦に留まる会社、
そして、新しい技術力に挑戦して、完全な変貌を成し遂げる会社、
この3つに分けられるでしょう。私たちは、果たしてこの3つのうちどの分類に属するべきでしょうか?
これは、私が、大きな波が差し迫ってくるのを見つめ、皆さんに投げかける質問です。
私たちシムテックは、これまでに新しい技術と新たな市場に対する絶え間ない挑戦、 また一方では、Globalな顧客の変化に合わせたGlobalな生産システムを用いた対応により、着実に成長し、ここまでたどり着きました。
今日の急速に変化する産業生態系の変化と、顧客の技術と市場、生産拠点の変化、私たちに対する顧客の期待をしっかり認識した上で、私たちのビジョン、経営理念と核心価値をもう一度、振り返る時であると思います。
まず 第一に、PCB(Printed Circuit Board)で出発したシムテックが、
SubstrateというPCBとSemiconductorの中間地帯の技術と製品を必要とする時代を経て、
今は、5G、 AI, 自動運転自動車(Autonomous Drive), SiPなどに使われる半導体の部品そのものとなる段階で、
私たちに与えられた挑戦課題は、私たち自ら、もはや単にPCBを作るのではなく、SemiconductorのFoundationを作るという思考に転換すべきことだと思います。そのためには、新しい概念に合った技術と新しい概念に合った製造工場を準備して、Global CustomerにGlobal Approachすることが、この変化に対して、私たちが正しく応えるためのアクションだと思います。
私たちは、「INTEGRITY」を我が社の核心価値としてこれからも引き続き、掲げていくつもりです。
これが基礎になってこそ、その上に経営戦略を樹立し、また、その上にもっと大きくて新しいビジョンを立てることができます。
今から、「FOUNDATION FOR SEMICONDUCTORS (半導体システムの核心部品パートナー)」は、私たちの新しい経営戦略となり、より良い世界を私たちの製品を介して、そして私たちの祈りを通じて実現していく新しいビジョンとして 「ENABLE A BETTER WORLD (私たちの技術で世の中を豊かに)」を宣言します。
この新しいビジョンが、私たちの心の中で熱き願望となり、会社と個人の成長の原動力となることを願います。
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